許容表面温度を計算する際、実装部品のケースと冷却板表面の間の熱接触による損失(熱抵抗)を考慮して下さい。(このことは実装部品のケースの温度は常に冷却板の表面温度より高いことを意味します)

例):
IGBTにおいて2400Wを消費し、80℃のケース温度を保持しなければならない場合。
但しIGBTは0.002℃/Wの熱抵抗のサーマルペ−ストを用いて取り付けられたとする。 
ケースと冷却板間の温度はT=0.002×2400=4.8℃ の差がある。
したがって、冷却板の許容表面温度は75.2℃でなければならない。


 
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